メモリ事業部:王 淳のメッセージ

- ※ 2011年01月掲載
- ※ 所属、役職、メッセージ内容については掲載当時のものです。
私はメモリ事業部でSSD開発部に所属しています。パソコン向けのSSDの設計と開発を行っています。スピード性能や製品寿命の向上を図りながら、製品に合ったコントローラの設計が主な仕事です。パソコンの小型・薄型化に伴い、SSDの需要は急速に高まって来ました。高速の読み書きを実現し、しかもモータが無いので消費電力も少なく、衝撃にも強いのがSSDの利点です。私は、読み書きや連続アクセスで重要な役割を担うSSDのコントローラ設計に携わることができ、充実した毎日をおくっています。

中国では東芝製品がよく売れていて、一般的に親しみやすい存在になっています。また私自身も北京にある大学の研究室に在籍していた時代に、半導体基板の研究を行っていて、その時から東芝のNANDフラッシュメモリを使っていましたので、東芝への親近感は人一倍のものがありました。同時に、半導体分野では世界トップレベルの技術を持つ会社であるというイメージも頭に焼き付いていました。
東芝に入社して最初の2年間は、検証の仕事に就いていました。検証者としてさまざまな勉強を行った経験を活かし、SSDシステムの最適性を実現するため、Hardware/Firmwareの切り分けとSoCの関係を検討できるようになりたいと思います。また、これからはアジアの各地域の仕事を任されるような技術者を目指していきます。
仕事上、しばしば難題に直面することも多く、厳しさを実感しています。とは言うものの、ストレスはあまり感じたことがありません。むしろ、日本語のコミュニケーションが問題でした。仕事は自分の力で何とか解決できますが、相手の考えを理解して自分の意志を伝えるコミュニケーションでは、自分だけで解決できないことが次から次へと出て来ます。グロバール採用者として入社前に母国で日本語を学び、さらに来日後も3ヶ月間の日本語研修を受け、配属時には基本的な会話ができるようになりましたが、正直言ってコミュニケーションの壁は今でも立ちはだかっています。周りの皆さんからは「一度聞いたことでも、わからなければ何度でも質問した方がいいよ」という心温まるアドバイスをもらっています。このような恵まれた環境で、技術者として仕事ができるのはとても幸せです。また、自分とは違う分野の技術開発担当との何気ない会話からも、吸収することはたくさんあります。日常のコミュニケーションの中から自分にプラスできるものを一つでも多く発見し、新しいことへ挑戦する意欲をかき立てる。東芝は、自分が成長する道筋をつけるには素晴らしい会社です。技術者としての将来ビジョンは?と問われれば、「創造性をいかんなく発揮し、SSDに応用したい」と答えます。世界最先端の技術が集るここ東芝だからこそ、自信を持ってそう言えるのだと思います。





