メモリ事業部:三木 正法のメッセージ

- ※ 2011年01月掲載
- ※ 所属、役職、メッセージ内容については掲載当時のものです。
私は、常々仕事にトラブルは付き物だと思っています。まして、簡単に解決できる問題はトラブルとは呼ばず、さまざまな要素が複雑に絡み合い、脱出の糸口がなかなか見つからない問題こそ本当のトラブルなのではないでしょうか。そのような時、私なりに解決のストーリーをイメージし、何とか打開策を見つけようとします。同じような場面には、ゴルフでもよく遭遇します。例えば、グリーンを狙って思わず横のバンカーに入れてしまい、トラブルに陥ってしまうこともしばしば。そんな時でも焦らず冷静に行動することが鉄則です。ボールの落し場所や転がるラインを念入りに読み、トラブルからの脱出をはかります。その結果、チップインを決めた時などは、思わず歓喜のガッツポーズ。直面した問題を一つひとつ分析し、最後は度胸を決めて行動に移す。ゴルフと仕事は、相通じる部分があるような気がします。

メモリ応用技術部に所属する私の仕事は、携帯音楽プレーヤーやスマートフォンをはじめとしたデジタル機器に内蔵されているNAND フラッシュメモリ製品の企画・立案から開発、そしてプロモーションまでを行うことです。試作品をお客さまへ納入し、仕様確認および認定をいただいた後に、製品の量産を経て市場に提供します。それぞれのお客さまの反応を踏まえて次世代製品へフィードバックを行うことがたいへん重要です。そのため、お客さまとコミュニケーションを密にしたり、社内関係部門と議論したりして、総合的により良い技術サポートができるよう心掛けています。
大学の学部を終える頃、ある方に「今後自分がどれだけ成長できるか可能性にかけてみては」と言われ大学院へ進むことを決意しました。その頃はまだ、半導体分野へのベクトルは定まっていませんでしたが、世の中で注目を集めるものに携わりたいという気持ちだけは揺らいでいなかったように思います。その後、大学院では電気電子工学でカーボンナノチューブの研究に取り組み、半導体が近い存在になってきました。就職活動を本格化させる頃になると、私の周囲では携帯音楽プレーヤーが人気の的になっていました。このような市場を賑わす製品に携わる仕事を想像する私の頭の中には、「憧れ・理想・誇り」という言葉がひしめいていました。また、「海外で活躍したい」という展望もありました。半導体メーカの中で東芝を選んだ理由の一つは、グローバルに事業展開している会社であり、将来海外での仕事に従事したいと思っていたからです。実際にメモリ応用技術部の大半が海外駐在もしくは海外出張経験をしています。
東芝は、最先端技術を有する会社です。また、周囲とうまくコミュニケーションをとり、常に探究心を忘れずに仕事に打ち込む人たちが多い会社だと思います。そのような環境で、しっかりした基盤をつくり、吸収したことを「点」の状態から何本もの「線」で結べるようにしていきたいと思っています。たくさんの点が線で結ばれていく過程が自分の成長であり、何本もの線を手にした時、世界と渡り合える技術者として培ったノウハウを発揮できると思います。メモリ応用技術部門は幅広い専門知識が要求されます。その知識・能力と各分野のプロフェッショナルが集まれば、世界と闘うためのパワーになることは間違いありません。東芝にとって+αのパワーは、あなたの熱意です。





