東芝 セミコンダクター&ストレージ社
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半導体研究開発センター:徐 慧のメッセージ

  • ※ 2011年01月掲載
  • ※ 所属、役職、メッセージ内容については掲載当時のものです。

マルチメディア処理を多用する次世代デバイスの開発と車載用画像処理LSIの開発を担当しています。具体的には、アーキテクチャの設計、要求仕様作成、実装、検証までを行っています。現在は、複数のプロセッサコアを同じチップに搭載するメニーコアの設計に携わっています。メニーコアは、今後ますます注目を集める最先端の技術です。以前、このテーマで発表を行ったところ、日本語の台本を作って一生懸命練習したこともあり、驚く程の高い評価をいただきました。
中国から日本に来て6年になります。学生時代、中国ではソフトウェアを専攻していて、プリンタドライバの開発に携わっていました。プリンタドライバは、ソフトウェア部分もさることながらハードウェア部分の研究割合が大きかったので、しだいに専攻以外のハードにも興味を持つようになりました。また、海外に渡ってチャレンジしたいと外国留学を一段と強く意識し始めたのもちょうどその頃でした。目指す留学先は、日本、アメリカ、カナダでしたが、インターンシップのチャンスに巡り合い来日しました。

半導体研究開発センター:徐 慧のメッセージ

留学した当初、ソフトからハードへの移行は戸惑いの連続でした。研究室の教授からいきなり「CPUを書け!」と言われたときは愕然として言葉も出なかったくらいです。ソフトウェア出身の私にとっては、単純なCPUですら、まるでミステリーとでも表現したくなるくらい未知の領域です。しかし、目の前に難問が立ちはだかると俄然燃えてくるのが私。課題が難しければ難しいほどやる気が出てきます。徹底的に文献を調べ、寝る間も惜しんでその課題に取り組みました。このような自分の性格は、同じように仕事でも活かされていると思います。新しい問題が次から次へと生まれてくる次世代の技術開発では、“まず自分で調べて解決方法を探る”それでも駄目な場合は“先輩に尋ねる”この流儀を貫いています。
このように、研究室時代は半導体に関する研究に没頭し、その研究成果を活かすことができる東芝に就職しました。今、私が働いている半導体開発研究センターには高い技術を習得した先輩技術者がたくさんいます。そのような皆さんと接していると、勉強になることはもちろんですが、技術に対する情熱をひしひしと感じます。興味があることを徹底的に掘り下げていく姿勢には、ただ尊敬するばかりで受ける影響は計り知れません。

私はプロの半導体技術者として、いつも世界を見据えていたいと思います。なぜなら、今の半導体業界は世界トップの技術がないと生き残ることが厳しい世界であると実感しているからです。そのために最も大事なことは、他が真似することのできない技術を持つこと。これから東芝を目指す学生の皆さんにも、その意志を強く抱いて飛び込んで来てもらいたいと思います。また、海外の学生の方々には、自国以外の国で飛躍してみたいというグローバルな視点を持ち続けることで、ひと回り成長した自分に出合えると付け加えておきましょう。

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