事業活動における環境負荷低減

持続可能な社会を実現するために省エネルギー、 省資源を推進しています

2011年3月11日の東日本大震災を境に、国民の間で省エネルギー、省資源への関心が非常に高まっています。電力事情の逼迫によって、電力をムダにしないライフスタイルが定着してきました。必要でない機器の電源オフ、消費電力の少ない機器への買い換えなどが、当然のこととして受け入れられるようになりました。

もっとも、省エネ、省資源は、震災前から必要とされてきたことであり、それが震災によって顕在化したといってよいでしょう。地下資源は21世紀半ばにピークを迎えると言われており、食料資源も人口の増加に追いつけないと考えられています。持続可能な社会を実現するために、限られた資源をどう循環させていけばよいか、個人においても企業においても、その方法が求められています。

こうした社会の要請を受けて、セミコンダクター&ストレージ社においても、組織横断的な省エネルギー施策を導入しており、製造時の温室効果ガス排出量削減を推進しています。省資源については、事業場で行う「もったいない運動」などの3R施策 (Reduce・Reuse・Recycle/発生抑制・再使用・再生利用) などにより、貴重な資源を無駄にしない取り組みを進めています。

たとえば、半導体製品やハードディスクドライブを製造する際に、クリーンルームの空調に多量のエネルギーを使用するのですが、これを省電力タイプのクリーンルーム開発や廃熱回収などによって、省エネルギーに努めています。このほか、PFCなどの温室効果ガス除害装置導入などによる排出削減、化学物質の排出削減を目的として、各種プロジェクトを進めています。

またこの章では、製造現場における具体的な省エネルギー・省資源の取り組み事例として、平成23年度「省エネ大賞」を受賞した四日市工場の「ポテンシャル追求による動力設備の省エネルギープロジェクト」の事例や、大分工場の「リユースショップ設置プロジェクト」、国内外の事業場で進める生物多様性保全活動なども紹介します。

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