統合開発環境
東芝統合開発環境(TIDE)の特徴

- TLCS-870/Cシリーズ、TLCS-870/C1シリーズは、シミュレータをサポートしていません。
パソコンのソフトウエア開発環境と同等の快適な開発環境
- コンパイルからデバッグまでのシームレスな連携
- デバッグ開始は、1ボタンのみで実行可能です。その時にコンパイルすべきファイルを自動的に判断し、必要であればコンパイル、リンクを行ってからデバッガの起動を行います。ユーザは、ファイルの更新を意識する必要はありません。
- デバッグ中のプログラム修正が可能
- 専用のテキストエディタを使用することで、デバッグ画面上でのプログラム修正が可能です。また、お気に入りのエディタを選択して使用することも可能です。
- 使い勝手の良いユーザインタフェース
- GUIによる優れた操作性を実現しています。
グループ開発を支援する開発環境
- ソフトウエアのバージョン管理
- グループ開発を支援するために、市販のバージョン管理ツールをコントロールすることが可能です。
ビルド機能
ビルドマネージャイメージ図

- GUIによる優れた操作性を実現しています。
- GUIによる簡易なオプション設定によって、オプションのコマンドを習得することなく簡単に設定できます。
また、複数のオプションセットを「構成」として管理し、構成を切り替えることによって、簡単にオプションの切り替えを行うことができます。 - プロジェクトの階層的な管理が可能です。
- ファイル間検索が可能です。
- 市販のソース管理ツールと連携させて、版管理を行うことができます。
- プロジェクト間の依存関係をビジュアルに表示することができます。
コンパイルオプション設定画面

- GUI操作による簡易なコンパイルオプション設定を実現しています。
Dependency ビュー

- プロジェクト間の依存関係を分かりやすく表示できます。
- プロジェクト間の依存関係の構築をマウス操作で行うことができます。
版管理機能

- Microsoft社のMicrosoft Common Source Code Control(MCSCC)に準拠した市販のソース管理ツールと連携させて、版管理を行うことができます。
テキストエディタ機能
- コーディング中はもちろん、デバッグ中にプログラムを修正することが可能です。
- ファイル間検索が可能です。
ZIPC連携機能
ZIPCとは
ZIPCはキャッツ株式会社より販売されているCASEツールです。状態遷移表をベースに基本設計からシミュレーション、実装、実機試験までを統合して開発を行えます。
ZIPCとの連携可能な機能
- 実行制御機能
- ZIPCからターゲットプログラムの実行/停止/ステップ実行/リセットなどを制御できます。これにより、ZIPCからの操作のみでターゲットのデバッグが可能になります。 また、統合開発環境の実行状態はZIPCに通知され実行状態が連動するため、統合開発環境, ZIPCのどちらからでもデバッグ操作が可能になります。
- ブレーク機能
- ZIPCの状態遷移表のイベントセル、ステートセル、アクションセルからブレークポイント(イベントブレーク)を設定します。これにより、通常はデバッガ上で行うブレークポイントの設定が簡単にできます。設定したブレークポイントは、統合開発環境, ZIPC間で削除、有効/無効切り替えの連携を行います。また、関数に対してもブレークを設定することが可能です。
- サンプリング機能
- ターゲットプログラムの動作を一定周期でサンプリングし、ZIPCの状態遷移表にリアルタイムでアクティブなイベントセル、ステートセル、アクションセルを強調表示します。ただし一定周期のサンプリングのため実際のターゲットの状態遷移を正しくモニタできるものではありません。またWindowsの負荷によりサンプリング周期にばらつきが発生する可能性もあります。
- 本機能は接続するターゲットにより対応していない場合があります。
- モニタ機能
- ターゲットプログラムの停止時にZIPCの状態遷移表のアクティブなイベントセル、ステートセル、アクションセルを強調表示します。
- 状態遷移ログ収集機能
- ターゲットプログラム実行中のイベント発生、状態遷移、アクション実行のトレースデータを収集します。収集したトレースデータは、ZIPCのATV機能(Auto Test & Verify)を使用した状態遷移表での走破カバレッジなどの履歴型デバッグに使用することができます。
- 本機能は、接続しているターゲットにより対応していない場合があります。
ZIPCとの連携に必要なもの
ZIPCと統合開発環境の連携を行うためには、ZIPC本体と統合開発環境の他にZIPC のエミュレータオプションが必要になります。
詳細につきましてはキャッツ株式会社へお問い合わせください。
デバッグ機能

トレースウィンドウから各ウィンドウへの連携−例

エディタから各ウィンドウへの連携−例

プロファイル機能
複数のデバッガ設定ファイルを登録して、切り替えて使用する事が可能です。

イベント・トリガアクション機能
シミュレータでは、プログラムがある状態になった時(イベント発生)、ある動作(トリガアクション)をユーザ定義する事が出来ます。ユーザ定義可能なトリガアクションの種類は次の通りです。
- 割り込み
周期割り込みや多重割り込みを発生する事が出来ます。割り込みレベルレジスタ等の動作は実機と同一です。 - データ投入
任意のデータ列や、正規分布乱数を発生させて任意のポートへ出力できます。 - データ転送
DMAを想定したメモリtoメモリのデータ転送が出来ます。 - I/Oストリーム
ソケット通信を使用して他アプリケーションへデータを転送したり、他アプリケーションからデータを読み込む事が出来ます。

周期1000サイクルで割り込みINT0をイベント発生から
1000サイクル後に起動するトリガアクションの定義例
リアルタイムOSのサポート
リアルタイムOS対応デバッグ機能がサポートされています。

- タスクの状態を整理して表示することが可能です。
- オブジェクトの状態を整理して表示することが可能です。
- ハンドラの状態を整理して表示することが可能です。
- レディーキューの状態を整理して表示することが可能です。
- タスクの状態遷移などを時系列でグラフィカルに表示する"TrackBrowser"があります。
- *記載されているシステムおよび製品名は、一般に各社の登録商標または商標です。
- *Windowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国での登録商標です。





