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近接無線転送技術 TransferJet™規格対応IC

TC35420は、 TransferJet™コンソーシアムが規格策定し普及を推進する、 近距離無線転送技術“TransferJet”規格に対応した無線ICです。
このICは、 RF(無線機能)、 デジタル信号処理、 ホストインタフェース、 メモリインタフェースをRF CMOSプロセスを使い1Chipに収めることにより、 様々なアプリケーションに“TransferJet”を実現します。

TransferJet™ 規格に対応した無線LSI:TC35420

動画で紹介

TransferJet とは、誰もが簡単に安心して快適に使えることを目指して開発した近接無線転送技術です。

機器同士を直接かざすだけで通信を行う直感的なインタフェースです。接続設定やアクセスポイントも不要です。ホストとターゲットの関係がないので、例えば、携帯電話とパソコンの通信も、携帯電話同士の直接通信も可能にします。

通信距離が短いため、データ漏洩の可能性が低く、難しいセキュリティ設定は不要です。あらかじめ登録した機器とのみ接続するように設定することもできるので、見知らぬ人に勝手にデータを取られる可能性は低いです。もちろんその設定を解除して、いつもと違う人、機器とデータをやり取りすることも可能です。

物理層の転送レートは560 Mbps、最大実効レートで375 Mbpsです。例えば、1時間TV番組(MPEG4 170 Mbyte)を一瞬で転送できます。通信状況に応じて最適な転送レートを選択する機能を搭載しており、通信状態が悪い場合には自動的に転送レートを落としながら通信を維持できます。微弱出力による近接専用の無線システムのため、他の無線システムに干渉を与えることがほとんどなく、多数のユーザーが同時使用しても性能低下がありません。

※“TransferJet”および“TransferJet”ロゴは、ソニー(株)の商標です。

特長

ワンチップ・ソリューション
RF(無線機能)、 デジタル信号処理をモノリシック・チップに実装
RF CMOSプロセス
RF部品、 RFスイッチ、 整合回路およびLNA(低雑音アンプ)を内蔵
超高速ホスト・インタフェース
SDIO UHS-Iサポート
低消費電力
低リーク電流を実現する電力低減アーキテクチャ
単一電源
小型パッケージ
4.0 mm x 4.0 mm x 0.5 mm LGA81

TC35420 特性例

受信 : Rx
受信感度(PER=1%)
-70dBm @522Mbps
-76dBm @261Mbps
-80dBm @130Mbps

送信 : Tx
送信出力範囲 : -62dBm ~ -35dBm (1dB step)
送信EVM : -31dB
Note )
PER : Packet Error Rate
Mbps : Mega bit per second
EVM : Error Vector Magnitude

TC35420ブロック図

 

東芝では、試作モジュールと評価基板を準備しております。

東芝試作モジュール
7.5 x 7.5 mmサイズのモジュールを試作しています。


評価ボード
SDカード・インターフェースを有する評価ボードです。
RFコネクタを有しており、さまざまなカプラとの接続も容易です。

アプリケーションと利用シーン

簡単、安全、高速安定といった特長を持つTransferJet™は、ホーム、オフィス、モバイル、車など様々なシーンでの利用が広がっていきます。

これは、アプリケーションを示す図です。


これは、利用シーンを示す図です。

これは、利用シーンを示す図です。

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