TC90541:地上デジタル放送受信機用(1Seg) 復調訂正IC
TC90541は、地上デジタルテレビジョン放送伝送方式の規格ARIB STD-B31に準拠したワンセグ放送受信用LSIで、当社のRFCMOSプロセスを用いて、デジタル放送波を受信するRFチューナ部と周波数の利用効率を上げるOFDM※1復調訂正部の二つの回路をワンチップ化したものです。
また、内蔵した当社独自の妨害波検出機能によりワンセグ受信の妨げとなるTV地上波などの電波を感知し、必要な周波数のみを検出することにより、受信感度向上と低消費電力化を実現しました。パッケージは、オンボード実装に有利な標準タイプと小型チューナモジュールに搭載可能な低背タイプの二種類で、携帯機器における多様な要求に応えます。

※1:Orthogonal Frequency Division Multiplexing(直交周波数分割多重)。無線などで用いられるデジタル変調方式の一つ。複数の搬送波を一部重なりながらも互いに干渉することなく密に並べることができ、狭い周波数の範囲を効率的に利用した広帯域伝送を実現し、周波数の利用効率を上げる。
特長
地上デジタル放送ISDB-T 1Segモデルに最適な仕様の製品です。
| 型番 | TC90541 |
|---|---|
| 電源電圧 | RF/内部コア 1.2 ± 0.1 V、TS出力I/O部 1.7 ~ 3.6 V、チューナI/O部 1.7 ~ 3.6 V |
| パッケージ | WCSP59(※) |
| RF部 | 国内TVチャンネルUHFバンド対応Low IFチューナ |
| OFDM部 | Mode2(ガード比1/4、1/8)、Mode3(ガード比1/4、1/8、1/16)に対応 QPSK/DQPSK(符号化率1/2、2/3)、16QAM(符号化率1/2)に対応 伝送モードとガード比のプリセットおよび自動判定可能 MPEG-2トランスポートストリーム出力、 汎用入出力ポート(DAC2系統含む) C/Nモニタ、誤り率モニタ、ホスト制御用I2C対応 |
※:Wafer-level Chip Size Package: ウエハーの状態で、再配線や保護膜、端子の形成を行い、その後個片化したパッケージを示す通称。個片化してからモールドして端子などを形成する一般的なパッケージに比べて、小型になりやすい。





