DRAM混載(eDRAM)
DRAM混載技術は、DRAMの高転送レートおよび低消費電力の特長を生かして、グラフィックスコントローラ、ディスプレイコントローラなどの画像処理分野、HDDコントローラなどのストレージ分野、さらに通信・ネットワーク機器などのデジタルコミュニケーション分野など幅広い領域に及んでいます。
- DRAMコアの特長
- SRAMブロックではカバーできない大規模・大容量メモリの搭載が可能。
- 汎用のDRAMに対して、圧倒的に広いバンド幅を持つ多ビットバスでの高転送レートの実現。
- 低消費電力。
- テスト回路、リダンダンシー回路内蔵。
- DRAMマクロジェネレータによるフレキシブルなコアセルの発生。




東芝DRAMコアの特長
- トレンチキャパシタ技術の採用
- 1トランジスタ(1T) DRAMセル構造は、トレンチキャパシタ技術を採用しています。これにより、平坦な構造になり、ロジック部分の性能の低下を招くことなく、信頼性を高めることができます。
- 広いバンド幅
- I/O数の制約から解放され、64、128、256ビットのいずれかの同期型多ビットバスによる高転送レートを実現しました。
- コンフィグラブルマクロ
- 用途に応じて、ビット幅、内部アドレスを指定してDRAMマクロを生成できるため、システムに柔軟に対応できます。
- 低消費電力
- DRAMマクロは汎用DRAMに比べて5 %以下の電力しか消費しません。
TC320 シリーズ向けDRAMコア
TC320C (セルベースIC) にDRAMコアを搭載しました。TC320Cの各シリーズで用意されている基本プリミティブ、I/Oセルがそのまま同一パフォーマンスで混載利用できます。
| 項目 | LP |
|---|---|
| サイクルタイム | 32ns |
| レイテンシー | 1, 2, 3 |
| 最高クロック周波数 (ページモード) | 250MHz |
| メモリビット容量 | 4~32Mビット |
| ビット幅 | 64/128/256 |
TC300 シリーズ向けDRAM コア
TC300C (セルベースIC) にDRAMコアを搭載しました。TC300Cの各シリーズで用意されている基本プリミティブ、I/Oセルがそのまま同一パフォーマンスで混載利用できます。
| 項目 | SD | SD (LP)※ |
|---|---|---|
| サイクルタイム | 36ns | 40ns |
| レイテンシー | 1, 2, 3 | 1, 2, 3 |
| 最初のデータ出力時間 | - | - |
| 最高クロック周波数 (ページモード) | 222MHz | 200MHz |
| メモリビット容量 | 4~32Mビット | 4~32Mビット |
| ビット幅 | 64/128/256 | 64/128/256 |
- ※:スタンバイ電流1/10 (当社SD版比)
TC280 シリーズ向けDRAM コア
TC280C (セルベースIC) にDRAMコアを搭載しました。TC280Cの各シリーズで用意されている基本プリミティブ、I/Oセルがそのまま同一パフォーマンスで混載利用できます。TC280のDRAMコアには、次の2種類のタイプがあります。
- 通常のSD (Synchronous DRAM) タイプ
- さまざまなビット容量、クロック周波数に対応可能な標準的なコアです。
高速なページモードアクセスが必要な用途に最適なコアです。 - ランダム・アクセスおよびデータ出力を高速化したFA (Fast Access) タイプ
- SDタイプと比べてランダムアクセスおよびデータ出力を高速化した2種類のFAタイプを用意しました。
-
- ランダムアクセスのサイクルタイム高速版 (FA-RC 版)
高速なランダムアクセスが要求される応用分野に最適です。 - アクセスからデータ出力までの時間を高速化 (FA-AC 版)
高速なページモードアクセスも実現しました。
- ランダムアクセスのサイクルタイム高速版 (FA-RC 版)
| 項目 | SD | FA-RC | FA-AC |
|---|---|---|---|
| サイクルタイム | 40ns | 10ns | 12ns |
| レイテンシー | 1, 2, 3 | 1, 2 | 2 |
| 最初のデータ出力時間 | - | 14ns | 10ns |
| 最高クロック周波数 (ページモード) | 200MHz | - | 200MHz |
| メモリビット容量 | 4~32Mビット | 2~9Mビット | 2~9Mビット |
| ビット幅 | 64/128/256 | 128/144/256/288 | 128/144/256/288 |
TC260 シリーズ向けDRAM コア
ゲート長0.14μmのASICであるTC260シリーズに対応して用意されたDRAMコアが0.14μmテクノロジーのDRAMコアです。SDタイプ、FAタイプを提供しています。
| 項目 | SD | FA | ||
|---|---|---|---|---|
| サイクルタイム | 48ns | 15ns | 12ns | 15ns |
| レイテンシー | 1, 2, 3 | 1 | 2 | 2 |
| 最高クロック周波数 (ページモード) | 181MHz | - | - | 200MHz |
| メモリビット容量 | 2~32Mビット | 2、4Mビット | ||
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